2005年 03月 12日
End Of The Century (2004)
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この映画を初めて見たのは、去年の夏、ニューヨークを旅行中のこと。自分の貧困な英語力じゃあよくわからなかったけど、映像だけでも最高にかっこよくて、それはもうテンションあがりましたよ。
で、翌日CBGBの前を通りかかると花やキャンドルが手向けられていて。映画を見ていたまさにその日、ジョニー・ラモーンが亡くなっていたんですね。うまくできすぎだけど本当の話。

とまあ思い出深い作品なわけですが、日本公開は見逃していて。それがこの度アンコール上映、しかもツアー・ドキュメント『RAMONES RAW』と、おなじみ『ロックンロール・ハイスクール』との3本立てオールナイト+マーキー・ラモーントークショー!ということで、喜び勇んで行ってまいりました。

この『End Of The Century』、内容はというと、メンバーや各関係者の証言を基にしたラモーンズ・ヒストリーです。この類のやつって、だいたいドロドロの人間関係やら裏事情やらが描かれるもんです。バンドなんて長くやってるとまあいろいろありますよね。

わかっていても、ラモーンズの物語、ほんとに悲しい。一本目の『RAW』がお気楽ホーム・ビデオ調だっただけに余計に泣ける。過ぎた事だと気軽に話せるようなものじゃなくて、しかもそんな状態のまま3人も行ってしまったじゃないか。ぜんぜん笑えない。時折流されるライブ映像はどう考えても最高なわけだ。やってることはちっとも変わってない。なのに、南米で数万人もの「未来の無い子供たち」を熱狂させても、帰ったらちっぽけなクラブしか居場所は無い。ああ、やるせない。

ラストでジョニーが、ジョーイへの想いを語る場面があって。二人の関係は最悪でも、結局お互いにとってラモーンズとは自分自身だったから、好く嫌うとかそういうレベルじゃなかったんだろうな。パンクとは生き方だ!なんて、言うのは簡単だけどね。

とまあいろいろ想いをめぐらせていたわけですが、三本目『ロックンロール・ハイスクール』で完全に脱力しましたけどね。爆発して終わりとか馬鹿すぎ!細かいこと考えずギャバギャバがなるのが真理というわけか。ちょうど4人で見に行ったので、そのメンツでバンドでも組もうかな。そういうのって多分にラモーンズ的。

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by beatken | 2005-03-12 18:42 | review


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