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2005年 04月 17日
高田渡さんが亡くなられました…。
日本フォークの黎明期を支え、その独特の視点と語り口によって素晴らしい歌を我々に届けてくれた高田渡さん。病気の療養中というニュースは聞いていたのですが、残念ながら亡くなられてしまいました。本当に悲しく、やり切れません。

高校のとき氏の作品に触れて以来、その世界観、人生観に深い感銘をうけ、常に尊敬させていただいてました。
大学に入って、上京して、初めて観た故人のライブ。本当に素晴らしかった。優しくて、それでいてシニカルで、音楽や人間への愛に溢れていて…。握手してもらった時の手の感覚と優しい笑顔は本当に忘れられません。
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音楽的なことだけでなく、氏の歌や人間に対する暖かな視点といったものに大きく影響を受けました。
歌は常に民衆のものであり、生活者のものである。生活の痛みや喜び、そういったことを歌に託す。

胸がいっぱいになってきてしまったよ。死んでしまうには本当に早すぎるよ。

心からご冥福をお祈りします。本当にありがとうございました。
天国ではあなたの好きなお酒を心行くまで呑んで下さいね。
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by beatken | 2005-04-17 01:32 | review
2005年 04月 10日
あら不思議
mixiの方にも載せたんですが凄いのモノを発見。

何じゃこりゃ。
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まずは上の絵を見てください。そして絵の真ん中に辺にある小さい数個の点を暫く見つめてください。
次に近くにある壁を暫く眺めてみてください。
何か見えてきませんか?

いやあ、びっくりしましたよ。

試した方は感想をお教えください。

<しばさき>
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by beatken | 2005-04-10 22:59 | etc
2005年 04月 04日
The Youngbloods “High On A Ridge Top” (1972)
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このユルさ、ゆったりしたグルーヴ感は他に得難いヤングブラッズならではの味。
ヒッピー・コミューンの幻想が挫折しようが時代が変わろうが、心から音楽を愛する連中はそんなことなど意に介さず、有機的で心地いい関係性を維持し続け、昼な夕なこんなにもすばらしい音楽を作り続けていたのですね。思想というほど鯱ばったものでなく、もっとカジュアルな感覚での解放の悦びが刻まれています…。気兼ね無く、仲間と音楽を楽しむだけだったのかもしれませんね。

ラスト・アルバムにして最高傑作の呼び声高い本作の目玉はなんと言ってもThe Bandの大名曲‘I Shall Be Released’の素晴らしすぎるカヴァー。こんなにも嫌味なくこの大名曲をカヴァー出来るなんて。ともすれば過剰な感情が入り込みがちになりそうなこの曲をいともさらりと料理してみせます。アルバム・タイトル通りまるで丘の上で心地よい春風でも受けているような極楽の気分を味わうことが出来ます。他にも数々の名曲をカヴァーしており、書き綴るだけでも、‘Speedo’‘La Bamba’‘Kind Hearted Woman’等…。これらをなんともホンワカとセンスよく演ってみせるのだから堪りません。
ぬけるような青空と広い広い丘陵、眼下にはL.A.の町並みを眺めながら…。そんなシチュエーションで聴けたらどんなに幸せなことか。難しいこと抜きにして最高のリゾート・ミュージックだなあ。

もともと東海岸グリニッジ・ヴィレッジでフォーク・ロック・グループとして活動を始めた彼ら、60年代の後半に近づくにつれ徐々にジャムバンド的な方向にシフトし始め、自身のレーベル「ラクーン」の設立とともに西海岸へと生活の拠点を移したのでした。それからはまさにホームメイドでマイペースな活動を繰り広げ、独特のユル~い味を振りまきながらノンビリやってたみたいです。もうちょっと伝説的要素などが加味されていればデッドと同じくらいの評価と人気を獲得していたかも知れないと思うのは僕だけでしょうか。でも派手な逸話やゴシップみたいなものは似合わないし、適当に、ゆるやかにっていう位がこのバンドにはちょうど良いのかもしれませんね。

ちなみに解散後リーダーのジェシ・コリン・ヤング氏の発表した数々のソロ・アルバムも本当に素晴らしく、惚れ惚れしてしまうようなものばかり。是非お試しください。

<しばさき>
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by beatken | 2005-04-04 03:12 | review
2005年 04月 03日
Robert Johnson “Close Personal Friend”(1978)
あの著名なブルース・マンのロバート・ジョンソンは全くの別人です。Bell Heirsというパワー・ポップ・バンドに在籍してたとのこと。その筋には結構有名な人らしいですが、残念ながら僕は知りませんでした。

これは彼のファースト・アルバム(1978)。ジャケット写真が無いのが残念なのですが、見れば分かるように実にキワモノ系。というかキワモノそのもの。何だこのポーズ、そしてなぜにレスポール?やたらとシアトリカルな演出に思わず頬も緩むというもの。ムーン・マーティン辺りを百倍位胡散臭くしたらこんな感じかな?
内容もこれまたヘンテコなパワー・ポップが満載(珠に凄くいい曲が)で楽しませてくれます。それと自身のギターが凄い。B級らしく70'sパワー・ポップの正統を打ち破るヘンテコフレーズ弾きまくり&長尺ソロ。勢い曲も妙に長くなってて。クドいなあ(笑) c0075476_22185089.jpg
驚いたのが裏ジャケに書いてある彼の経歴。
曰く、「メンフィス育ちで、以前はアイザック・ヘイズやアン・ピープルズなどのセッションにギタリストとして参加。スタックスのセッションに参加したりしていた云々…」と。
ホントかいな!?彼らの作品のパーソネルを調べなきゃ。でも、うーん、冗談かな(笑)?その位このアルバムでの音は経歴とかけ離れまくった感じだ…。でもアレックス・チルトンだってメンフィスだし、アーデント・スタジオのシーンというのもあるし、スクラフスという名バンドもいるしな、そう考えると違和感無いか。 …でも変なの。

こういうB級パワーポップみたいなのってあまりにも当たり外れが激しいから最近遠ざかってたんだけどこれを機にまたちょっと盛り上がりそうだな…。悪い予感がします。

<しばさき>
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by beatken | 2005-04-03 22:27 | review